社員インタビュー/01

世界で得た知見をさらに深めて、沿線のまちづくりに活かしたい。 陳 翰逸 神奈川支社開発管理二部 2021年入社

グローバルな視点と
感性を磨いた学生時代。

出身は中国の上海で、3歳までいました。それからは3年ごとに中国と日本を行き来して、高校からは日本でくらしています。幼い時から言語を使い分けるよう鍛えられてきたので語学には自信があります。現在、中国語、日本語、英語、スペイン語を使え、イタリア語も旅行会話レベルなら話せます。もともと見たことのない景色に触れたいという欲求が強くて、大学時代は長期休暇になると海外に旅し、大学院では公的支援を得てイタリアのベネチア、スペインのマドリードに1年半留学しました。

建築からまちづくりへ、
点から線そして面へと広がった研究テーマ。

私の専門は建築で、中でも意匠デザインを学んできました。ですから当初は建物を点として捉えていたんです。一方で、研究室では村おこし系のプロジェクトに取り組んでいて毎週のように地方の小さい集落に足を運んでいました。そこで何か良い建物や施設があってもポツンと孤立していては人々が利用しにくい。やはり地域全体を盛り上げるには交通インフラと直結していることが大事だと認識するに至りました。駅徒歩15分圏内のまちづくりやくらしづくりなどといった研究を進めるうち当社の存在を知り興味を持ちました。

コロナ禍にあって、実務を通して
仕事の基礎力を培ってきた1年。

私は意匠デザインを学んできたのでどちらかというと開発指向なんですが、まだ入社1年目なので仕事のベースを知るために管理業務を担当することが多いです。具体的には沿線施設のテナント対応とメンテナンスです。本来デスクワークが8割を占めるのですが、新型コロナ感染症の影響で特に飲食店の入れ替わりが増えて、内見の立ち会いや先方との交渉などフィールドワークが3割程になっています。チームで横浜線、横須賀線、東海道貨物線の3線区を担当しています。

自分の意見を受け入れてくれる、
チャレンジしやすい職場環境。

今の部署に配属された当初ははっきり意見を言ってよいのか迷いもありました。でも、先輩に相談すると「自分の信じるようにやってみたら」と促されました。鶴見線高架下開発プロジェクトチームにも加わっているのですが、「ファサードのデザインをこうしたら」など意匠デザインの知識からアイデアを述べると受け入れてくれるので、やりがいを感じています。若手にチャレンジさせてくれる社風があって、部署を超えて部長や先輩に相談させていただいくこともあります。

地域に暮らす人々の生活の質を高める
まちづくりに取り組んでいきたい。

コロナ禍で顕著になったことのひとつは、人々が遠出を控えるようになって、いかに身近なところで生活を完結できるかという流れができたことだと思います。スペインのバレンシアを訪れた時に感じたことですが、だいたい住居から徒歩15分の圏内で一通りの目的が果たせるまちづくりになっていて、そうすると移動時間が減って、人々のコミュニケーションの時間が増えて、より地域性が強くなってくる。その経験から「人々のくらしの質を高められるまちづくり」「自分の時間の使い方を見直せるくらしづくり」にぜひチャレンジしてみたいと考えています。

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